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高額療養費制度

帝王切開・切迫早産の入院費に、月ごとの上限
💰 上限額は年齢と所得で決まります。目安として年収約370〜770万円の場合、月およそ「80,100円+(総医療費−267,000円)×1%」。超えた分が払い戻されます。

1か月の医療費の自己負担が上限額を超えたとき、超えた分が払い戻される健康保険の仕組みです。帝王切開や切迫早産での入院など、保険診療になった出産関連の費用で特に重要になります。

対象になる人
健康保険・国民健康保険の加入者。1か月(同じ月内)の保険診療の自己負担が、所得に応じた上限額を超えた方
申請先・方法
加入している健康保険(協会けんぽ・健保組合・国保)へ申請。事前に「限度額適用認定証」を用意するか、マイナ保険証を使えば、窓口の支払い自体を上限までに抑えられます。
申請の期限
診療月の翌月1日から2年(時効)
なぜこの制度があるの?
医療費の自己負担は原則3割ですが、入院や手術が重なると3割でも家計には大きな金額になります。「医療費で生活が壊れない」ようにするための安全装置が高額療養費制度です。出産では、帝王切開や切迫早産の入院で急に関係してくる制度です。
くわしく知る

仕組みはシンプルで、同じ月(1日〜末日)の保険診療の自己負担が上限額を超えたら、超えた分が払い戻されます。上限額は年齢と所得で決まり、年収約370〜770万円の目安で月およそ「80,100円+(総医療費−267,000円)×1%」です。どんなに医療費がかかっても、自己負担はこの水準で頭打ちになります。

出産との関係で大事なのは、【正常分娩は対象外、帝王切開などは対象】という線引きです。正常分娩は病気ではないため保険診療になりませんが、帝王切開・切迫早産の管理入院・吸引分娩などは保険診療なので、この制度が使えます。日本では出産の約5人に1人が帝王切開といわれており、決して他人事ではありません。

もうひとつ知っておきたいのが【事前の手続きで窓口払いを減らせる】ことです。「限度額適用認定証」を事前に取っておくか、マイナ保険証を使って受診すると、窓口での支払いが最初から上限額までになります。あとから払い戻しを待つ必要がなく、まとまったお金を用意しなくて済みます。

💡 モデルケース
切迫早産で1か月入院し、保険診療の医療費が総額100万円(自己負担3割=30万円)になったケース:年収約500万円なら上限は約87,430円。差額の約21万円は払い戻されます。マイナ保険証を使えば、窓口の支払い自体を上限までにできます。
申請のコツ
よくある“もったいない”
よくある質問
出産育児一時金と両方もらえますか?
はい。別の制度なので両方使えます。帝王切開なら、一時金50万円+保険診療分に高額療養費、という形になります。
差額ベッド代や食事代も対象ですか?
対象外です。保険診療の自己負担だけが対象で、差額ベッド代・食事代・正常分娩費は含まれません。
📌 正常分娩は保険診療ではないため対象外です。帝王切開・切迫早産・吸引分娩など保険が使われた部分が対象になります。出産育児一時金とは別に使えます。
🔗 厚生労働省の公式ページで確認

最終更新: 2026-07-29/出典: 厚生労働省

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本サイトは制度の概要をわかりやすく紹介するものです。金額・条件・対象は改正や自治体により異なります。申請前に必ず各公式ページ・お住まいの市区町村でご確認ください。
※本サイトは制度紹介のための情報提供であり、申請の可否・金額を保証するものではありません。最新・正確な情報は各公式ページと市区町村でご確認ください。